コラム1 『酩酊』は流行語大賞をとれるか?
みなさん、『酩酊』を読めるでしょうか?実は『めいてい』と読みます。医学用語であり、意味は「アルコール、その他の薬物を摂取して生じる急性の中毒状態」と教科書には書いてあります。つまり、酔っ払い状態のことなのです。この言葉がなぜ流行語大賞なのかというと、実は管理人が所属する陸上部で大流行なのです!ことの発端はあの忌々しい、今年の関カレ中に行なわれた飲み会でした。日頃から少々(?)酒癖の悪い僕に対して友人が「あんまり記憶なくなったり、めちゃくちゃするのは病気で異常酩酊と言うらしいぞ。」彼はAMラジオの愛聴者なので、このような雑学は豊富なのです。しかしこのとき国試の定番「イアーノート」で調べても載ってません。「そんな病気はないよ〜。」と答えてしまいました(;^_^Aその夜僕はどうなったかというと…。詳しくはブログをお読みください。つまりは「酩酊」になったわけです。しかし断って置きますが「異常酩酊」ではありません。「異常酩酊」とは法医学の授業プリントによると「飲酒量が少ないにもかかわらず、強い意識障害を伴うもの。」とあります。僕の場合は一人でウイスキーのボトルを三分の二もあけてたわけでまったく少なくありません!!しかし酩酊になったのは事実。それ以後我が家で行なわれる飲み会は『酩酊飲み会』、酔っ払いのことは『酩酊さん』となりクラブ内の流行語となったのでした。
追記・のちに読んだ精神科の教科書によると、異常酩酊には複雑酩酊と病的酩酊があり、後者は本文に記した意味でよいのですが、前者の意味は「酒乱、酒を飲むと人が変わること」とあります。この意味だと当てはまるような…。このHPを見てる賢い医学生のかた、見解をお知らせくださいm(__)m